もも

更新日:2020年03月02日

ネットをかけて箱に入っている7個のももの写真

6月27日撮影 ももの出荷が始まりました。「はなよめ」「日川白鳳」などの早生品種が出回っています。

 三豊は県内第2のももの産地。高瀬、財田を中心に栽培され、6月下旬から8月上旬にかけて収穫されます。
 ももは日持ちしないくだもの。店頭に出回りかけたら、旬の時期を逃さずお召し上がりください。

三豊のおもな品種

はなよめ

 「日川白鳳」の枝変わり種。6月中旬ごろに成熟する極早生種で、果実の大きさは250グラム程度。果肉はやわらかく果汁も多いです。

日川白鳳

 「白鳳」の枝変わり種。果汁が多く糖度も高め。果肉はほどよいかたさを持ち、大きさは250グラム程度。

あかつき

 「白桃」と「白鳳」を交配させた品種。糖度が高く、果肉は緻密ながら歯ごたえのある桃。サイズは250~300グラムくらいになります。

浅間白桃

 「高陽白桃」の枝変わり種。果肉が緻密でやわらかく、果汁も豊富で甘いのが特徴。300グラム前後と比較的大玉で、大きいものは400グラム以上にもなります。

清水白桃

 岡山や和歌山で生産されている品種で、果皮も果肉も白っぽいのが特徴。果肉はやわらかく多汁で甘みも十分。大きさは250~300グラムくらい。

なつおとめ

 「あかつき」と「よしひめ」を交雑させた品種で。大きさは約250~300グラムと大きめで、果肉はややかたく甘みもあり、日持ち性は良いです。

川中島白桃

 長野市の川中島で偶然誕生した品種。大きさは約250~350グラムと大きめで、果肉がややかたく歯ごたえがあり、日持ちが良いのが特徴。糖度が高いので、甘くてかための桃が好きな人におすすめです。

出回り時期

極早生

はなよめ
6月中旬から下旬

早生
  • 日川白鳳
  • ふくえくぼ
  • なつき
  • みさか白鳳

6月下旬から7月中旬

中生
  • あかつき
  • 浅間白桃

7月中旬から7月下旬

晩生
  • 清水白桃
  • なつおとめ
  • 川中島白桃

7月下旬から8月上旬

おいしいももの選び方

  • 軸の周辺の青みがなくなり。全体に色づいているもの。
  • 形は均整のとれたもの。
  • 果皮全体にうぶ毛があり、ツルツルしていないもの。

栄養と機能性

  • 食物繊維
    桃の食物繊維には整腸作用のあるペクチンが豊富なので、便秘改善に効果が期待できます。便秘は肌荒れやストレスにもつながるので、美容効果としてもよいでしょう。
  • カリウム
    血圧を下げる作用があるので高血圧予防として有効です。

食べ方のポイント

  1. もものみぞに沿って包丁を入れ、ぐるっと一周。
  2. 両手でももの半球を持って、ぐるりとねじると二つにはずれます。
  3. スプーンで種を取り除いて、皮をむいて放射線状にカットします。

冷やしすぎると甘みが落ちるので、食べる2~3時間前に冷蔵庫の野菜室へ入れるとよいでしょう。

貯蔵のポイント

  • かたい桃は追熟させるため、紙に包み風通りの良いところで常温保存しておきましょう。かたい状態のまま冷やすと甘みが出ません。
  • 手のひらで持ってみるとやわらかみく感じ、もも特有の甘い香りが強くなったら食べ頃。熟した桃は傷みやすいので、早く食べきりましょう。

もも畑から

形の悪い実などを手でちぎっている写真

5月7日、摘果作業の様子。
 開花から1ヶ月ほど経ち、実も大きくなっています。形がきれいで大きく味の良い桃にするため、形の悪い実や横に向いている実などを取り除いていきます。

袋をかけられた桃の写真

6月5日 袋かけされた桃。
 二重袋を使っています。外側は遮光性の袋、内側は光を通す袋です。桃は日の光で色づきます。実が大きくなって外側の袋を外すと、一気に鮮やかに色づくそうです。

袋かけをしている石井さんの写真

6月5日 農業研修生の石井さん、袋かけ作業にがんばっております。今年の極早生品種の収穫は6月下旬頃から、もうしばらく待ちましょう。

お問い合わせ

農政部 農林水産課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3040
​​​​​​​ファックス:0875-73-3047

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