みかん

更新日:2020年03月02日

真っ白のみかんの花の写真

5月12日 みかんの花が咲き始めました。真っ白でかわいいお花です。

 通常「みかん」と呼ばれているのは「うんしゅうみかん」のこと。9月下旬から3月初旬まで、長い期間食べることができます。みかんは時期によって味や食感が異なるので、1シーズン楽しむことが出来ます。

三豊のおもな品種

極早生みかん(日南の姫、日南1号など)

 果皮に青みが残っています。果肉はジューシーですが酸味がやや強めなのが特徴。甘酸っぱいのが好きな人におすすめ。また、じょうのう(袋)が比較的薄いので食べやすいのも魅力。

早生みかん(宮川早生、興津早生など)

 本格的なシーズン到来を感じさせてくれるみかん。果皮はほぼオレンジ色に染まり、甘みとほどよい酸味が楽します。糖度が高く、味わい深く風味に優れているのが特徴。じょうのう(袋)が薄くてそのまま食べられます。

樹成完熟みかん(宮川早生など)

 早生みかんを樹上にて通常より2~3週間ほど長く完熟させたみかん。甘みがさらに濃縮され、じょうのう(袋)も極めて薄くなっています。

中生みかん(南柑20号、石地など)

 12月に出回るみかんで、酸味が少なく甘みが強いのが特徴。果皮は濃いオレンジ色で大きな扁球形をしています。じょうのう(袋)は早生に比べると厚くなりますが、日持ちはよいです。

晩生みかん(青島温州など)

 1月~3月頃に出荷されるシーズン最後のみかんです。基本的に1ヶ月ほど貯蔵して、甘みを強めてから出荷されます。サイズは大きめで平球形で、じょうのう(袋)がやや厚めですがほどよい酸味とコクのある甘さが楽しめます。

袋掛け越冬完熟みかん(宮川早生など)

 早生品種で浮皮果になりにくい小玉果に袋を掛け、2月初めまで完熟させます。糖が高く酸が減少して、じょうのう(袋)も柔らかくなり、ハウスみかんのような食味となります。究極のみかんです。

出回り 時期

  • 極早生 9月下旬から10月中旬
  • 早生 10月下旬から11月中旬
  • 樹成完熟 11月下旬から12月中旬
  • 中生 12月上旬から1月上旬
  • 晩生 1月上旬から3月中旬
  • 袋掛け越冬完熟 1月中旬から2月上旬

おいしいみかんの選び方

  • あまり大きくない
  • 色が濃い
  • 果皮が薄い
  • なめらかでしまりがある

栄養と機能性

  • β-クリプトキサンチン
    動物実験で発がん抑制効果があります。
    食品の中でみかんは特に多く含まれています。
  • ビタミンC、E、ポリフェノール類
    抗酸化作用があり、がん予防に高い効果があります。

食べ方のポイント

 袋ごと食べるとよいでしょう。みかんの袋やスジは食物繊維で、コレステロールや糖分の吸収を抑えるとともに、便秘の予防に効果があります。

貯蔵のポイント

 みかんは貯蔵力があるので、温度が高くならず、風通しの良いところに置きましょう。

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