三豊ナス研究会の紹介
三豊ナス研究会は、平成22年4月13日に、三豊ナス栽培の技術の向上・会員及び栽培面積の拡大に努め、三豊ナスを三豊市のブランド商品として育て、地域農業の振興及び会員相互の親睦・連携を図ることを目的に発足しました。
三豊ナス研究会の皆さん

会員は15名で、農業は初心者の方も含まれています。他の作物を栽培している専業農家の方もいます。
栽培研修会の様子

西讃地区農業改良普及センターの指導のもと、栽培講習会を数回開催し、苗の定着2週間前に元肥とともにこだわりの乳酸菌発酵竹粉を施用し、耕運しています。
現地講習会の様子

光が根本まで十分に入るような葉や枝の整理の仕方・枝を伸ばす方向の指導が、現地で詳しく行われました。
今年は猛暑で水分管理が大変だったようです。涼しい朝・晩に灌水し、肥料も場所をかえ、広範囲に施します。病害虫から守るため、必要最小限度の防除を行います。手間をかけた甲斐もあり、見事な三豊ナスが実りました。

丸型

巾着型
出荷講習会

出荷時期を迎え、規格の統一化を図るため講習会が開催されました。「どのくらいのものが秀品?」「袋詰めはどうするのか?」などの意見が相次ぎました。
オリジナルキャラクター

オリジナルキャラクターの「三豊なすOh」くん「なす美」ちゃんを考案し、出荷袋にもプリントしました。とても愛くるしいキャラクターです。
ゆめタウン三豊

ゆめタウン三豊と出荷協議を重ね、出荷できるようになりました。7月25日に試食販売を実施しました。前日に予行練習をし、会長と数名の会員でなれないエプロンをつけ、PRしました。
ゆめタウン丸亀

ゆめタウン丸亀にも出荷できるようになり、8月26日・29日の2日間試食販売を行いました。ガラポン抽選会の効果もありましたが、好評で売れ行きも順調でした。
学校給食にも使用!
9月に入り、学校給食にも使用されました。遠方の給食センターまで朝早くの配達は大変でしたが、子どもたちにも好評だったと聞き、運んだ甲斐があったようです。

三豊ナスを使用した献立

三豊ナスの甘酢付け
メディアデビュー

会員のPRの甲斐もあり、四国新聞・NHK等のメディアにも取り上げられ、「三豊ナス」の名前は広く知られることとなりました。
販路も東京のホテル・丸亀の料亭・高松青果市場等にも、出荷できるようになりました。注文の集約・発送・問いあわせ等、事務局も大変でしたが試行錯誤を重ね、大きな成果を得ることができました。初年度のPRで三豊ナスの需要が増え、現在の会員で賄うのは難しくなりつつあります。三豊ナスに関心のある方、三豊ナス研究会の皆さんと、三豊ナスの栽培・研究に取組んでみませんか?
お問い合わせ
農政部 農林水産課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3040
ファックス:0875-73-3047
更新日:2020年03月02日