津嶋神社
宝永3年(1706)に富山安兵衛が社殿を造営したと伝えられる津嶋神社は、眺めも良く情緒あふれる神社で、浮世絵師二代安藤広重の絵にも描かれました。
海の中に浮かぶお椀を伏せたような岩島は、昔は「ねずみ島」と呼ばれ、うばめがしの深い緑に覆われて銅版葺きの本殿が建てられています。対岸には祈祷殿や社務所・参集殿などがあり、本殿がある島までは昔は船で渡っていました。
本殿へは、夏季大祭(毎年8月4日・5日)の2日間のみ渡ることができます。
昭和8年(1933)に当時の大見村長倉田彌治郎が発起人となり津島橋を架けました。また、昭和27年(1952)に「津島神社」を「津嶋神社」と改めました。四国の江ノ島ともいわれ、四季折々の夕景の素晴らしさは日本一です。
場所:三豊市三野町大見甲6816-2
アクセス
- 【JR】
JR予讃線津島ノ宮駅下車、徒歩すぐ。
※津島ノ宮駅は、夏季大祭のときのみ開設される臨時駅です。 - 【お車などで】
三豊鳥坂インターから約10分。
さぬき豊中インターから約25分。
神社に伝わるはなし
その昔、ねずみ島の沖に美しい声で歌う女がいて、ある時に巫女に託していうのに「我は海中に住める神、名は津島神という。今よりこの島に鎮まるべし。」そこで、里人は鳥居を作ってこの島を祀ったということです。ある年に牛馬が多く病気にかかり死んでしまったことがありましたが、この里では一頭も病気にかからなかったので、江戸時代は牛馬の神様として信仰を集めていました。大正時代の中頃から流行り病から子どもを守るために多くの人が参拝するようになり、今では子どもの守り神様として知られています。
地図情報の詳細
郵便番号 |
767-0031 |
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住所 |
香川県三豊市三野町大見甲6816-2 |
お問い合わせ
政策部 産業政策課
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更新日:2020年03月02日