山本町公民館「たこあげ大会」

更新日:2020年04月06日

自分のたこを手にもって全員集合
青空に上がる手作りのたこ

▲1月11日(土曜日)、山本町公民館による「たこあげ大会」が山本ふれあい公園 多目的広場で開催されました。当日はお天気に恵まれ、20名以上の家族が自慢のたこを持参して参加してくれました。

 

 

 

たこあげ大会 会場案内の看板
グラウンドで説明を聞く参加者たち
レクリエーションクラブ会長の角田さん

▲山本町のレクリエーションクラブ 会長である角田さんに、参加者へ安全面の注意や、たこ糸のくくり方・直し方、あげ方のコツなどをお話ししていただきました。角田さんは30年ほど前からたこあげ大会を続けてくださっています。

 香川県に伝わる郷土凧のひとつである『ごんぼだこ』をたくさん持ってきている参加者もいました。ごんぼだこは、古くは『ごんぼいか』ともいい、三豊では昔から多く遊ばれていたそうです。十字のヒゴに緩やかなカーブを描いた細いヒゴで支える弓凧の一種です。和紙を張り、絵は染料で描きます。そうすることでより軽くなり、さらには空に上がった時に染料が光に透けてきれいに見えるそうです。そして必ず上がる、優秀なたこということで参加者から感心の声があがるとともに、とても楽しみになりました。

 

 

参加者が持参したごんぼだこ

▲『ごんぼだこ』

毎年新作を作られているそうです。持ち主のご厚意で貸してもらう子もいました。

ごんぼだこに糸を括り付けている
1人でたこをあげるちいさな男の子
たこをあげる親子
たこをあげる親子
たこをあげる子ども

▲参加者の中には「家の周りにたこあげできるような広い場所がなくて今日は子どもがとても楽しみにして来ました」とおっしゃる方もいました。安全にたこあげをする場所の提供はとても大事だと感じました。

参加者のたこの中には、自作のかわいい絵が描かれたものもあり、子どもたちがたこあげ大会を楽しみにしていた様子がうかがえました。

 

 

 

ぜんざいをふるまう角田さん
ぜんざいをたべる親子
自分のたこをもってピースサインする子ども

▲たこあげに疲れたら、休憩時間にはぜんざいをふるまっていただきました。このぜんざいのふるまいも、角田さんご夫婦が30年前から続けられているそうです。甘くあったかいぜんざいをゆっくりいただいたあと、また子どもたちは元気に駆け出していきました。

天気はとても良かったのですが風があまりなく、最初は子どもたちが自分でがんばって走り、たこをあげていました。途中から風が出てきたようで、ごんぼだこはきれいに空に上がっていましたよ。郷土に伝わる『ごんぼだこ』に触れる機会もあり、昔ながらの正月遊びを楽しむことができました。子どもたちの歓声や笑顔が絶えないたこあげ大会になりましたね。また来年もぜひ参加してください!

 

 

 

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