8月28日 粟島での3カ月をアート作品で表現(粟島芸術家村)

更新日:2023年08月31日

粟島での3カ月をアート作品で表現(粟島芸術家村)

粟島芸術家村発表会

▲徳本萌子さんの作品『渡ってくる鳥』

田中さん作品

▲田中彰さんの作品『粟島干物百景』

田中さん作業部屋

▲作家の田中さんの作業部屋兼展示室

徳本さん作品

▲船の形を模した渡り鳥

8月19日~9月3日、粟島にある粟島芸術家村(日々の笑学校)で、「粟島アーティスト・イン・レジデンス2023 成果発表展」が開催されています。「粟島アーティスト・イン・レジデンス」は、粟島へ若手芸術家を招き、地域の人々との交流を通じて創作活動を行ってもらい、芸術によって地域活性化を図ることを目的とした事業で、今年で14年目になります。今年は6月から約3カ月間、アーティストの田中彰(たなか しょう)さんと徳本萌子(とくもと もえこ)さんが粟島に滞在し、その成果発表会を開催しています。

徳本さんの作品は『渡ってくる鳥』。徳本さんは、これまでさまざまな場所で植物の葉を直接ミシンで縫い込む作品を制作し、「移動する植物とミシン」をテーマに活動を行ってきました。粟島でも、生垣によく使われているサンゴジュという木の葉を縫い込み、それを使って3羽の渡り鳥を表現しています。50~80歳代の島民の皆さん10人程にも手伝ってもらい、制作を進めたそうです。

田中さんの作品『粟島干物百景』では、数多くの木版画が展示されています。粟島で田中さんが自ら釣り上げた魚を、原寸大の木版画にしています。さらにその魚で干物を作り、島民の人たちと野菜やお菓子などと交換した物も、同じく木版画になっています。それら木版画の作品が一体となって展示され、物語のように展示を楽しめます。

取材した8月28日にも、市内外の人が発表展を見に来ていました。土日には、多い日で80人程か来られていたそうです。成果発表会は、9月3日(日曜日)までです。ぜひ足を運んでみてください。

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