6月4日 粟島で初の土砂災害対処訓練を開催

更新日:2023年06月05日

粟島で初の土砂災害対処訓練を開催

粟島小学校へ避難
自衛隊バイク

▲自衛隊が島内をバイクで見回ります

防災ヘリで移送

▲防災ヘリコプターで校舎屋上からけが人を搬送

衛星電話講座

▲衛星電話の使い方を熱心に聞く島民の皆さん

AED体験

▲防災士会によるAED体験も行われました

6月4日、土砂災害を想定した対処訓練を粟島で初めて実施しました。近年、毎年のように台風や集中豪雨により土砂災害が発生し、全国各地で甚大な被害をもたらしています。中でも粟島は海に囲まれ、避難するにも助けにいくにも時間がかかるので、まずは素早く避難行動ができるように、島民の皆さんはもちろん、市役所職員のほか陸上自衛隊や県防災航空隊、三観広域行政組合北消防署、市防災士会、市消防団詫間方面隊などが参加して訓練を行いました。

訓練当日には、消防団員も含めた島民70人以上が訓練に参加し、避難所に指定されている高台の旧粟島小学校へ避難しました。負傷者が発生したことを想定した搬送訓練も行われ、負傷者を小学校の屋上から防災ヘリコプターで市民運動場野球場(詫間町)まで運び、そこから救急車でみとよ市民病院まで搬送しました。

その他にも、災害時でも使用できる衛星電話の講義やAED体験、非常用食料の試食体験なども行われ、島民の皆さんは真剣に訓練に参加していました。訓練に参加した人は「防災訓練をすることはとてもいいことだと思う。ただ、粟島はスクリューの形になっているので、住んでいる場所によっては小学校まで来ることも難しいかもしれない。自主的に早めに避難しないといけないですね」と話してくれました。

開会式で山下市長は「レベル3から避難しようと思ってください。申し訳ないが、島での行政による救助などは今回の訓練のように空からとなり、どうしても遅れがちになると思う。近所の皆さんで声掛けして、早め早めの行動をとることが大事です」と島民の皆さんに呼び掛けました。

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