1月27日 粟島スマートアイランド推進プロジェクトNextを実施
粟島スマートアイランド推進プロジェクトNextを実施
▲実証実験開始に伴い、オープニングセレモニーを開催しました
▲輸送品を運ぶ水上ドローン（船舶ロボット）
▲医薬品を利用者の元まで配達
1月27日、遠隔医療×水上ドローン（船舶ロボット）による輸送実現に向けた実証実験である『粟島スマートアイランド推進プロジェクトNext』が開始されました。このプロジェクトは、少子高齢化や人口減少が進む粟島において、「医療」「物流」という観点から、新しい診療形態や輸送サービスの実証を行うことで、今後、持続可能なサービスを確立し、島民の生活に新しい選択肢を創造する。そして、粟島での生活を続けられる環境づくりとともに、離島の活性化をめざすことを目的としています。
詫間町にある三豊鶴で、実証実験の開始に伴うオープニングセレモニーが開催され、山下市長を始め、粟島スマートアイランド推進協議会2ndの構成団体および技術協力団体の皆さんが参加しました。
セレモニーで山下市長は「荒天時に物資を輸送できる水上ドローンは画期的なものである。市民全員が等しくサービスが受けられ、豊かに暮らせるまちをめざしたい。さまざまな失敗があると思うが、失敗が次につながるデータとなる。何回もチャレンジしながら目標に向かって取り組んでいきたい」と述べました。
実証実験では、遠隔操縦による無人水上ドローンで医薬品と日用品の輸送が須田港から粟島港まで行われ、そこからはグリーンスローモビリティによってオンライン診療で処方された医薬品は自宅まで、日用品は近くの停留所まで届けられます。
この日、実際に医薬品を受け取った島民の山北 友好（やまきた ともよし）さんは「海や空から物が届くなんて夢のようなこと。便利なサービスができて心からうれしい」と笑顔で喜びを伝えてくれました。
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更新日：2023年01月31日