暑い山の日は風穴で涼もう！

▲登山道に集合した70人程の参加者

▲風穴や頂上をめざして、いざ出発！

▲整備された登山道、道の脇には紅葉が植樹されてます

8月11日、仁尾町・三野町・高瀬町にまたがる志保山（しおやま）登山のイベントが開かれました。これは三野町公民館主催で、地元の高瀬里山愛好会と志保山の風穴を守る会協力のもと開催され、今年で9回目になります。ちょうど8月11日は「山の日」ということもあり、70人程が家族や友人と市内外から参加していました。

志保山の登山道中腹には、明治から昭和初期に養蚕業の保存庫として利用されていた風穴があり、積み上げられた石垣の隙間から冷気が吹き出す天然の冷蔵庫になっています。風穴が目当ての参加者も多く、風穴内に入ると「涼しい！ずっとここに居たい」「冷蔵庫みたい」など歓声を上げていました。この日は気温35度前後の猛暑日でしたが、風穴内は16度ほどで、登山でさらに火照った体にとても気持ちよく、参加者は思い思いに涼んでいました。

登山道も「志保山の風穴を守る会」会長の真鍋正和（まなべまさかず）さんを中心に、地元有志の人たちによって整備されており、子どもでも登りやすいようにきれいに維持されています。また今年の春には志保山内各所に案内板も設置され、より登山が安全に楽しめるようになりました。

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