お年寄りの気持ちに寄り添おう(勝間小学校)
お年寄りの気持ちに寄り添おう(勝間小学校)
▲高齢者疑似体験中の子どもたち(白内障の見え方を体験)
▲高齢者の立場になって話し合おう
▲認知症のおばあちゃんと会話する劇に挑戦
▲やさしく声をかけ合いながら重りを装着
▲座るにも立ち上がるにも一苦労
6月24日、勝間小学校6年生19人を対象に福祉体験講座が行われました。講師は社会福祉法人三豊市社会福祉協議会高瀬支所の皆さんが務め、高齢者や認知症について学んだり、高齢者疑似体験をしたりしました。
始めに、認知症についてを学習。講師から「一番覚えていてほしいことは、歳を取るのは素晴らしいということです。歳を重ねるからこそ、いろいろな経験ができる。お年寄りを敬う気持ちを忘れないでくださいね」と話がありました。その言葉を聞いた子どもたちは「声をかけるときはゆっくりと話す」「道に迷っていたら教えてあげる」「話をしっかり聞いてあげる」など、自分たちのできる範囲でのサポートをしたいと発表。授業の終わりには、キッズサポーターの称号とバッチが与えられ、嬉しそうに身に付けていました。
次に、高齢者疑似体験を実施。利き手、利き足にそれぞれ重りやサポーターを付け、実際に歩いたり、階段の上り下りをしたりして身体の動きにくさを体験しました。また、白内障の見え方を再現したゴーグルも付け、何色が見えにくいのかを体験。黄色が見えにくく、非常口などの大切な場所には分かりやすい緑色が使われることを学びました。体験を終えた子どもたちは「動きにくいと不安を感じる」「高齢者は見えないところで苦労をしていると分かった」などと身体の変化の大変さを感じていました。
最後に講師の亀山明香さんから「疑似体験中はみんな優しい声かけができていたね。これからも困っている人がいたら声をかけてあげてほしい。周りの大人にも協力してもらってね」とこれからの期待を込めて伝えられました。
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更新日:2022年06月27日