松尾豊教授との意見交換会と広域自治体等人工知能活用推進協議会総会

4月8日、東京大学院松尾豊教授との意見交換会と令和4年度広域自治体等人口知能推進協議会総会が財田庁舎のMAiZM（マイズム）で開かれました。

本協議会はAIやIoTを活用して地域課題を解決したり、AI人材を育てたりすることを目的に、丸亀市、善通寺市、観音寺市、琴平町、多度津町、まんのう町、三豊市の4市3町で3年前に発足。この日は総会に先駆けて、松尾豊教授との意見交換会を開催しました。

松尾教授からは「AIの現状と戦略」について講話いただき、これからどのようにAIとの共存を図っていくかなどについて話し合われました。松尾教授は「AIの弱点は人間のように自然にタスクを積み上げていくことや研究をすることが難しいところにある。これが解決できれば今後の社会に大きな変革をもたらします」と今後の展望を話されました。

山下市長からの「自治に新たなAIシステムをどう落とし込むか」という質問に対して、松尾教授は「スピード感とスモールスタート（小規模からの開始）が大事」と、とにかく小さなことからでも始めてみることに意味があると述べました。そのほかにもAIを活用した地域の課題解決に向け、活発な意見交換の場となりました。

本協議会は、各市町において小学生を対象にしたプログラミング教室や、自治体のDX推進セミナーなどを行っていく予定です。

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