良い和牛を育て、見分け、県代表に！

9月1日、香川県代表として、第12回全国和牛能力共進会へ出場が決まった安藤勝賛（あんどうかつよし）さんと、同時開催される和牛審査競技会へ出場される笠田高校3年生の大平留生（おおひらるい）さんが市長へ報告に訪れました。

▲香川県代表の油単をつけた安藤さんの牛

全国和牛能力共進会は、全国の優秀な和牛を一同に集めて改良の成果を競う5年に1度開催される和牛の祭典です。安藤さんの育てたオリーブ牛「向日葵」は、肉質や肉量、脂質などを審査する「肉牛の部」で出場されます。基本に忠実に育てながら、与える餌の内容ややり方にも工夫して、コレステロール値の低さなどが期待できるオレイン酸が豊富に含まれる肉質を作りました。

安藤さんは大会への意気込みを聞かれると、「5年前に鹿児島の友人から大会のことを聞き、それから出場をめざして牛を育ててきました。今回念願が叶い出場できるので、大会では記録を残し、『香川にオリーブ牛あり』とPRできれば」と嬉しそうに抱負を述べました。

また和牛審査競技会は牛の目利きを比べる審査員の大会で、4頭並んだ牛に順位をつけ、その評価が正しいかを競います。大平さんは地元の農家へ牛を見せてもらい、審査の目を養いました。大平さんは「農協職員の方に教えてもらったことを生かして、やるからには上位をめざして頑張ります。将来は畜産系の職業に就きたいです」と意気込みを話しました。

大会は10月6～10日に鹿児島県で開催されます。安藤さん、大平さん頑張ってきてください！

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