夜間中学の開設に向けて、検討委員会が報告書を提出

更新日:2021年10月27日

夜間中学の開設に向けて、検討委員会が報告書を提出

夜間中学の在り方検討委員会が市に報告書を提出

▲(左から)城之内庸仁(しろのうちのぶひと)副委員長、岡田敏之(おかだとしゆき)委員長、山下市長、長尾教育長

9月10日、公立中学校夜間学級の在り方検討委員会の岡田敏之委員長が、市に報告書を提出しました。委員会は令和3年3月から4回にわたって開催され、夜間学級のめざす姿、学校づくりの視点、各種団体との連携、夜間学級の枠組みなどの内容を含む報告書案がまとめられました。

市役所を訪れた岡田委員長は「学齢期の子どもを受け入れることは画期的なこと。学校に通えない子が一つの選択肢として考えてほしい。また、今回のケースが各自治体が夜間中学を必要と判断すれば主体的に作るという一つのモデルになれば」と話しました。

城之内副委員長は「三豊市規模の自治体は全国にたくさんあるので、大きなメッセージを発信できたのではないか。夜間中学は特別な存在ではなく、当たり前の学校として全国にあってほしい」と期待を込めました。

今後は、入学希望者向けの説明会を開催しながら、来年4月の開設に向けて準備を進めていきます。

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