アイガモ農法による無農薬の米作りを体験（下高瀬小）

6日、下高瀬小学校の5年生36人が米作り体験学習の一環でアイガモ農法に挑戦するため、アイガモ15匹を6月に田植えを終えた学校田に放鳥しました。この米作り体験学習は、下小ファーム地域ボランティアの皆さんの協力で毎年実施されており、今年で28年目になります。

田んぼに放たれたアイガモたちは、雑草や害虫を食べることで無農薬栽培を手助けするほか、田んぼ内を泳ぎ、土の中に酸素を取り込むことで、稲が良く育つのを助ける働きをします。

アイガモに触れた子どもたちは、「最初は怖かったけど、慣れたらとてもかわいかった。大きく育つように頑張って、おいしいお米を作ってほしい」と笑顔で話しました。また、子どもたちは水路に水車（みずぐるま）という昔の農具を設置し、田んぼへの水入れ体験にも挑戦。水入れ体験を行った子どもたちは「水車に乗ったり、踏んだりするのが難しかった。昔の子どもが毎日踏んでいたと考えたら、すごいことだなと思った」と感心しながら話してくれました。

育ったお米は、10月に稲刈りを行い、11月に本門寺で開催される大坊市で収穫したお米の販売を予定しています。

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