アイデアについて学ぶ知財創造教育の公開実証授業(三野津中学校)

更新日:2021年03月04日

アイデアについて学ぶ知財創造教育の公開実証授業(三野津中学校)

アイデアを出し合い、倒れにくい紙コップを製作

18 日、三野津中学校2年生73人を対象に、知財創造教育の普及に向けた公開実証授業が行われました。

これは、内閣府知的財産戦略本部が主催する「知財創造教育の普及に向けた公開実証授業」の対象校に選ばれた観音寺総合高等学校が、中学生を対象に行った授業です。知財創造教育とは、子どもたちが自分でアイデアを考え、形にすることの楽しさや難しさを体験するとともに、他人のアイデアを尊重することの大切さを学ぶ教育プログラムであり、県内中学校では初めて実施されました。

知的財産の概要を学ぶ講義では、防災備蓄用として開発された長期保存が可能なパンの缶詰めの例が紹介され、生徒たちはアイデアが世の中にある課題を解決できることを学びました。その後の工作課題に取り組む授業では、4人ずつのグループに分かれ、画用紙とテープを使って倒れにくい紙コップを制作。30分の制限時間内にアイデアを出し合って紙コップを改良し、制作後には代表者によるプレゼンテーションとコップが倒れる角度の計測が行われました。

2年生の山口ひかりさんは「チームのみんなで試行錯誤して考えた。結果は想定外で驚いたけど楽しかった」と感想を話してくれました。

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