12月10日 ブータン王国の小学生と交流（二ノ宮小学校）

12月10日、二ノ宮小学校で、4～6年生が、現在ブータン王国で活動しているJICA（ジャイカ）職員によるオンライン出前講座を受けました。また、あわせてブータン王国の小学生たちとも交流しました。

はじめに、現在ブータン王国の小学校で図工の先生として派遣されているJICA職員の鈴木 里奈さんから、現地での生活や文化、小学校の様子などを、写真や動画を見ながら紹介してもらいました。子どもたちは、ブータン王国の国花で幻の花といわれる『ブルーポピー』の写真に「きれい！」と声をあげたり、街中によくいるウシやウマ、サルなどの動画を見て「かわいいー！」と、楽しみながら異文化に触れていました。

また、鈴木さんから自分にできる身近なことから行動に起こすことで、国際協力や異文化理解につながることを教えてもらい、子どもたちはそれぞれ「いらなくなったペンなどを寄付したい」や「ブータン王国の言語であるゾンカ語を少しでも話せるようになりたい」など、自分たちができることを考えました。

授業の最後には、実際にブータン王国の小学生たちとオンラインでつながり、事前に考えていたクイズなどを英語で出し合ったり、一緒に『しあわせなら手をたたこう』を合唱したりと貴重な交流体験を行いました。

6年生に感想を聞くと、香川 渚（なぎさ）さんは「今まで海外の人たちと交流したことはなかったけど、実際に対面で話すことができて楽しかった、いい経験でした」と、高橋 莉唯奈（りいな）（※高ははしご高）さんは「私は辛いものは苦手だけど、ブータン王国にはとうがらしがたくさんあって、料理は『世界一辛い』と言われていることに驚きました」と話してくれました。