11月9日 笑顔に包まれ、瀬戸芸秋会期閉幕

10月3日から38日間にわたって開催された『瀬戸内国際芸術祭2025秋会期』は、連日多くの来場者で賑わい、大盛況のうちに幕を閉じました。

最終日の11月9日には、島でクロージングセレモニーがにぎやかに行われ、地元の吹奏楽団『瀬戸凪ウィンドオーケストラ』による8曲の生演奏が会場を彩り、訪れた観客と島民の心を弾ませました。

式の終了後、来場者を乗せた船がゆっくりと港を離れると、島民や関係者たちが『蛍の光』に合わせて紙テープで見送りました。島のあたたかなおもてなしが伝わり、涙を流す来場者の姿も見られ、紙テープが空に舞うなか、会場はやさしい雰囲気に包まれました。

島民と来場者が心を通わせたひとときとなり、38日間にわたる芸術祭は、芸術と自然、そして地域の人々の真心が、訪れる人々に深い印象を残す充実した催しとなりました。