9月13日 アートで粟島を身近に感じる
アートで粟島を身近に感じる
▲採取した植物などを煮だして染料を作る
▲完成した作品を飾ります
9月13日、粟島芸術家村(旧粟島中学校)で、滞在作家の柏木 崇吾(かしわぎ しゅうご)さんによるワークショップが開催されました。市内外から8人が参加し、作品づくりに取り組みました。
ワークショップでは、それぞれが粟島で採取した植物や土・泥などを煮出して作った染料を使って、和紙に絵を描きます。柏木さんから、描くものは『自分の輪郭』と『粟島で記憶に残ったもの』というお題が与えられ、参加者は思い思いに筆を走らせ、印象に残った風景や建物などを描いていました。
坂出市から参加した長原 敦子(ながはら あつこ)さんは、父の母校だという粟島海員学校(現:粟島海洋記念館)を描き、「粟島にはずっと来てみたくて、今回ワークショップをきっかけに初めて来ることができました。自分でとった植物を使って作品を描け、それが瀬戸内国際芸術祭の作品の一部にもなるということで、とてもワクワクして楽しかったです」と話してくれました。
柏木さんは、「島の素材だけで色が出せること、また人によって粟島に感じることが違うことなど、いろいろなことに気付いたり知ったりするきっかけになれば」と参加者に声をかけていました。
柏木さんの作品は、10月3日(金曜日)から開催される瀬戸内国際芸術祭2025の秋会期で展示されます。ぜひ粟島で鑑賞してみてください。
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更新日:2025年09月22日