7月3日 瀬戸内の景色の中で読書をしよう(仁尾小学校)
瀬戸内の景色の中で読書をしよう(仁尾小学校)
▲仁尾マリーナに寄港した『ほんのもり号』
▲クルーズで瀬戸内の地形についても学びます
▲『ほんのもり号』ができた経緯や目的を教えてもらいました
▲瀬戸内の海を眺めながらの読書
7月3日、県が実施しているこども図書館船事業の一環で、仁尾小学校の4~6年生の児童約90人が、『ほんのもり号』の乗船などを体験しました。『ほんのもり号』は、世界的な建築家である安藤 忠雄(あんどう ただお)氏から寄贈されたもので、子どもたちの豊かな感受性や創造性を育むとことを目的に、今年度から県内の各島々に運航・停泊し、子どもたちに本と体験を届けています。先月は粟島港にも寄港しました。
子どもたちはグループに分かれて『ほんのもり号』に乗船し、丸山島の柱状節理※などを見学して、瀬戸内の成り立ちや地形について学びました。また、瀬戸内に関連した内容を中心とした2,000冊の本が乗っている船内は、瀬戸内の景色を眺めながら、瀬戸内について知ることができる環境です。子どもたちは思い思いに気になる本を取って、読書を楽しんでいました。
そのほか、スタッフから、安藤忠雄さんやこども図書館船事業について、また『ほんのもり号』のできた経緯や思いなどの説明も受け、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。
6年生の組橋 葵(くみはし あおい)さんは「地元でも知らなかった景色を知ることができました。船の中にはたくさんの本があって驚いたし、中心に展示されていた青いリンゴも印象的でした」、また同じく6年生の浜口 咲人(はまぐち さくと)さんは「クルーズがとても楽しかったです。運転席にはいろんなボタンがあって、運転を近くで見ることができました」と、それぞれ印象に残った体験を話してくれました。
※柱状節理とは…火山活動でできた溶岩やマグマが冷えて固まる際に、収縮してできる柱上の割れ目ができる地形のこと
お問い合わせ
総務部 秘書課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3001
ファックス:0875-73-3030
更新日:2025年07月07日