2月7日 自分と仲間の命を大切に(仁尾中学校)
自分と仲間の命を大切に(仁尾中学校)
2月7日、仁尾中学校全校生徒を対象に、「夢講演会」が行われました。これは、平成29年度から始めた取り組みで、人生の先輩としてゲストを招き、夢をもって生きることの大切さを学ぶことを目的に行われています。
今年は、NPO法人いのちのバトンタッチをする会の鈴木 中人(なかと)代表から、命をテーマに「自分が大切にしたいことに気付き、どう生きていくか」について、お話を聞きました。
子どもの死因で1番多いのが事故死、次いで小児がんであり、鈴木さんも娘を小児がんで亡くされています。3歳で発病してから約4年の闘病生活で、娘から教えてもらった実体験を話されました。鈴木さんの娘は、自分の体が思うように動かなくなっても諦めることなく、今できることを一生懸命に取り組み、命を全うしました。
若者の死因で一番多いのは、残念ながら自殺です。そのことから、鈴木さんは、「生きたくても生きられない命がある。命は自分だけのものではなく、多くの人に支えられ、愛されている。『助けて』は弱い言葉じゃない。耐えきれないときには、逃げてもいい」と熱く訴えました。さらに生徒から、何のために生きているか分からない、死ぬのが怖いという質問に対して、「命には必ず終わりがあるからこそ、今どう生きればいいか、何を大切にしたいかを考えてみて」と伝えられました。
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更新日:2025年02月12日