1月27日 地域住民の新たな足をめざして(自動運転EVバス)

更新日:2025年02月06日

地域住民の新たな足をめざして(自動運転EVバス)

自動運転EVバス実証運行開始式
遠隔操作室

▲遠隔監視室で、バスの速度や位置などの情報を確認します

 

1月27日、「行きたいときに 行きたいところへ 行けるまち」の実現をめざして、自動運転EVバスの実証運行を開始しました。

EVバス発着地の香川高専詫間キャンパスでは開始式が行われ、実証運行を共同で実施する西日本電信電話株式会社香川支店や株式会社マクニカなど関係者が集まり、テープカットや試乗などを行いました。
 

この実証運行は、1月28日~2月7日の間で香川高専詫間キャンパスとスーパー・ピカソ浜田店を結ぶ片道約3.3kmを時速20km未満で走行します。バスはフランス製の「EVO(エボ)」。定員10人(オペレーター込み)で、障害物を感知する「ライダー」と呼ばれるセンサーが10個取り付けられており、それらやカメラを基に、速度や走行位置などが遠隔監視室に送られます。現在は、バスに同乗するオペレーターが必要に応じてハンドルやブレーキ操作を行う「レベル2」の運行ですが、今後は運転手が不要となる「レベル4」をめざします。また、車両には香川高専詫間キャンパス5年生の嶋本 曽良(しまもと そら)さんがデザインした、浦島太郎伝説が描かれています。

山下市長は、「人口減少や高齢化が進むなか、地域住民の移動手段を確保するにはドライバー不足が課題である。免許返納をした人たちを中心に多くの市民に利便性を感じてもらい、早期の実装をめざしたい」と持続可能な公共交通に向けて思いを述べました。

西日本電信電話株式会社香川支店の徳永 久雄(とくなが ひさお)支店長は、「新たな未来への一歩に協力でき嬉しい。地域の人に安心・安全を感じてもらえれば、レベル4の実装が現実的になるため、たくさんの人に利用してほしい」と話されました。

お問い合わせ

総務部 秘書課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3001
​​​​​​​ファックス:0875-73-3030

お問い合わせはこちらから