11月28日 間近で京劇に触れ、感性を養う(仁尾小学校)

更新日:2024年12月06日

間近で京劇に触れ、感性を養う(仁尾小学校)

出演者の皆さん
バックステージツアー

▲衣装を見せてもらいました

メイクをしてもらいました

▲出演者と同じメイクをしてもらいます

公演を楽しむ下級生たち

▲6年生の演技を笑顔で楽しむ子どもたち

天兵役の皆さん

▲天兵役の皆さん

神童役の皆さん

▲仙童役の皆さん

小猿役の皆さん

▲子猿役の皆さん

集合写真

▲6年生と出演者で集合写真!

11月28日、仁尾小学校で新潮劇院(しんちょうげきいん)による京劇『孫悟空 天界で大暴れ』の公演が行われました。

これは、仁尾小学校が文化庁の舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)に応募し採択されたもので、児童がトップレベルの文化芸術団体による公演を鑑賞し、豊かな感性を育むことを目的に行われています。また、6年生が実際に観客の前で演技することで、自信と文化理解につなげています。

新潮劇院は、東京都世田谷区を拠点として活動している在日京劇団で、中国の劇団で活躍していた在日中国人京劇俳優と日本人京劇俳優とで構成されており、京劇普及活動を通して日本での外国文化振興と日中友好の架け橋を担っている団体です。

子どもたちは、事前にワークショップで実演指導を受け、天兵・仙童・子猿役に分かれて参加しました。実際に、本格的なメイクや衣装をまとい、役者モードへとスイッチが切り替わった子どもたちは、やりや旗などの小道具を使った演出や、縄跳びや側転などの一芸披露まで、参加者全員が全力で演劇に取り組みました。

また演劇前には、観劇のレクチャーを受け、演者の登場や退場のタイミングや決め技をしたときには「好(ハオ)!」と声掛けしたり、拍手をしたりして、会場が一丸となって演劇を楽しみました。

子猿役の中西 哲也(てつや)さんは、「戦いの様子だけでなく、ところどころに笑いを入れてあるストーリーで、小さい子どもでも楽しめる工夫がすごいと思った。実際に本格的なメイクと衣装を身に付け、演劇体験ができたのは、すごく新鮮でした」と、話してくれました。

また、天兵役の吉田 翔斗(しょうと)さんは、「これまで伝統芸能に詳しくなかったけど、京劇をやってみて世界の伝統芸能を知りたいと思った。お客さんの拍手や掛け声が大きくて、演技の励みになりました」と話してくれました。

新潮劇院の張春祥(ちょうしゅんしょう)団長に子どもたちと演技をした感想を聞くと、「子どもたちと演技をすることで、フレッシュなエネルギーをたくさんもらえた。観客もたくさん声かけや歌に参加してくれて、共演したみたいだった。子どもたちには、好きな分野や得意なことを見つけるきっかけにしてもらい、自由に学びを広げてほしいと思います」と仁尾小学校の一体感に感銘を受けていました。

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