6月14日 書道パフォーマンス ~願いを書に託す~
書道パフォーマンス ~願いを書に託す~

▲小山先生の書道パフォーマンスを熱心に鑑賞しました

▲完成した書を囲んで記念撮影

▲完成した小山先生の書
6月14日、本山小学校で、書道家の小山 恵都子(こやま えつこ)【梨風(りふう)】先生を講師に招き、書道パフォーマンスが実施されました。本山小学校では、昨年度から、書写の学習を日常生活につなげ、手書きの文字文化を大切にするための授業研究に取り組んでいます。今年度は、文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」の後援を受け、今回のパフォーマンスはその一環として保護者も参加して行われました。
パフォーマンスに先立ち、小山先生から、書道に使われる「筆・墨・硯(すずり)・紙」の4つを指す「文房四宝(ぶんぼうしほう)」のお話があり、それら4つの道具は、自然の命をもらって作られているため、文房具を大切にし、文字に心を込めて書くことなどが伝えられました。また、児童らは、自分たちの背丈ほどある大きな筆を見せてもらったり、小山先生の出題するクイズに答えたり、終始楽しそうに小山先生の話を聞き、積極的に手を上げて質問をしていました。
その後、児童と保護者は、音楽に合わせて力強く筆を動かす小山先生の書道パフォーマンスを、時折歓声をあげながら興味深く鑑賞しました。
完成した書には、『磨け 光れ 友と』と書かれており、友だちと共に支え合い磨き合いながら、自分の良さを見つけて光り輝いてほしいという小山先生のメッセージが込められています。また、小学校から見える本山寺の五重の塔が意味している『空・風・火・水・地』の字と、五重の塔の絵も描かれました。
6年生に書道パフォーマンスの感想を聞くと、大北 心菜(おおきた ここな)さんは、「魂の込もったパフォーマンスがとてもかっこよかった。小山先生に教えてもらったように、気持ちを込めて書くことを心掛け、書写の授業を受けたい」、藤川 志帆(ふじかわ しほ)さんは、「光という字が力強くて心に残った」、宇川 紗菜(うかわ さな)さんは、「私たちの身近な五重の塔の意味が知れて良かった」とそれぞれ話してくれました。
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更新日:2024年06月25日