3月4日 海の環境を守るために自分たちにできることを考えよう

更新日:2023年03月09日

海の環境を守るために自分たちにできることを考えよう

西浜でごみ拾いをしました

▲西浜に漂流したごみを集めました

マイクロプラスチックを採取します

▲マイクロプラスチックを採取します

採取したマイクロプラスチック

▲採取したマイクロプラスチック

3月4日、粟島で一般財団法人タラ オセアン ジャパン(※)と市の共同事業『粟島海洋環境クラブ』が開催され、県内の高校生9人が参加しました。

これは、海の環境保全を考えることを目的に、令和2年度から実施されています。この日は、西浜のごみ拾いやマイクロプラスチックの採取体験、科学探査船タラ号の説明などが行われました。

まず初めに行ったごみ拾いでは、海岸沿いにたくさん漂流したペットボトルや空き瓶、靴や歯ブラシなどを集めました。学生たちは、「私たちがいつも使っているものばかりだ」「こんなものまで流れてくるのか」と驚いていました。

その後、マイクロプラスチック採取体験を行い、2人一組で砂浜にどれだけマイクロプラスチックが含まれているのかを調査しました。マイクロプラスチックとは、5mm以下のプラスチックのことです。これらの体験から、大きいごみは拾うことができても、マイクロプラスチックのような小さなごみは拾うことができない、たとえ捨てられた時が大きなごみであっても、時の流れで風化し分解されると回収が不可能になり、自然界に蓄積されてしまうことを学びました。

タラ オセアン ジャパンのパトゥイエ由美子事務局長は「普段、環境やごみについて考える機会がないからこそ、実際に海を見て、これだけのごみが漂流していることを知ってほしい。また、科学調査を体験することで、海洋環境に興味を持ってもらい、海のきれいさを保とうとする意識を養ってほしいです」とこの事業への思いを話しました。

※タラ オセアン ジャパンとは…科学者やアーティストなどが世界中の海を「科学探査船タラ号」で航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究をしている、フランスのTara Ocean財団の日本事務局。

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