3月2日 世界に誇る桜の名所を未来へつなぐために

更新日:2025年03月13日

世界に誇る桜の名所を未来へつなぐために

紫雲出山に桜を植樹
植樹後のみずやり

▲苗木にスコップで土をかけ、棒で根本の土をつき固めました

記念撮影

▲植樹に参加した皆さんで記念撮影

3月2日、昨年に引き続き、市観光交流局主催の「紫雲出山桜植樹式」が開催され、詫間中学校の生徒や関係者などが集まり、桜の植樹を行いました。

紫雲出山の桜は、アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」やフランスの新聞「ル・フィガロ」電子版などに掲載され、世界的にも注目を集めています。しかし現状は、老木化による倒木やてんぐ巣病(花芽が付かない病気)の感染で、桜の保全対策が必要な状態です。そこで、紫雲出山の美しい桜を守るため、来訪者から寄せられた桜募金を活用し、植樹や剪定、樹木調査などを行っています。

この日は、造園業者から植え方を教えてもらった後、病気になりにくい品種である「陽春(ヨウシュン)」と「普賢象(フゲンゾウ)」の幼木をそれぞれ4本ずつ、展望台付近に植え付けました。

植樹式で、山下市長は生徒に「世界的に有名になったこの紫雲出山の桜は、70年前に植えられ、人の手によって綺麗に保たれてきた。今日植えた桜が、70年後の人の目を楽しませることができるように、世代を超えて守り続けていきましょう」と呼びかけました。

植樹に参加した生徒に感想を聞くと、詫間中学校3年生の加地 希実(かじ のぞみ)さんは「今日植えた桜が後世に残っていくと思うとうれしいです」、同じく田尾 友里愛(たお ゆりあ)さんは「自分が植えた桜を、将来、自分の子どもと一緒に見に来たいです」と話してくれました。

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