1月23日 お互いの違いを認め合い、共生社会へ(財田小学校)

更新日:2025年01月27日

お互いの違いを認め合い、共生社会へ(財田小学校)

競技用車いすの説明をする永尾さん
競技用車いすを体験

▲陸上競技用車いすでスピードを出してみよう!

全員で車いすリレー

▲バスケットボール用車いすでリレー!

1月23日、財田小学校5、6年生51人を対象に、元車いす陸上競技選手の永尾 嘉章(ながお よしふみ)さんを講師に招き、出前授業が行われました。

これは、日本財団パラスポーツサポートセンター主催の「あすチャレ!スクール」で、パラアスリートからこれからのより良い社会を創り出していくためのヒントや気付きを提供することを目的に全国で活用されています。

講師の永尾さんは、夏季パラリンピックに7回出場しており、夏季大会出場回数としては日本人最多記録です。また、アテネパラリンピックでは、4×400mで銅メダルを獲得されました。授業では、永尾さんからパラスポーツの紹介や陸上競技用車いすでのデモンストレーションが行われ、時速49キロの速さで車いすをこぐ永尾さんに児童たちからは驚きの声が上がっていました。また、代表児童が陸上競技用の車いすで時速10キロをめざしてこいでみたり、児童全員でバスケットボール用車いすでリレーをしたりと実際に体験しながら、パラスポーツへの理解を深めました。

永尾さんからは、「人にはできることとできないことがあって当たり前で、それは皆それぞれ違う。ただ、できるようにする工夫を考えたり、違いを認め合ったりすることが大事で、それが共生社会の実現につながる。まずは、困っている人を見かけたら勇気を出して声をかけてあげてください」と児童たちに伝えました。さらに、5回目のパラリンピックでメダルを獲得した経験から、何事も諦めない気持ちが大切だと熱く語りました。

児童たちは「できないことにも諦めずに向き合って頑張りたい」、「困っている人がいたら助けてあげたいと思った」などと授業で学んだことを生かしたいという声が聞かれました。

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