9月18日 動物たちから命の大切さを学ぼう(仁尾小学校)

更新日:2024年09月25日

動物たちから命の大切さを学ぼう(仁尾小学校)

いのちの教室(仁尾小)

9月18日、仁尾小学校の全校児童190人が、身近な動物の実態や置かれている状況から命の尊さについて考えを深めました。

講師のさぬき動物愛護センター「しっぽの森」獣医師の平田 愛 次長から、センターの取り組みや動物と共生するためにはどうするべきかなどのお話を聞きました。

さぬき動物愛護センター「しっぽの森」は、「ヒトも動物も楽しく幸せに暮らす」ことを目的に、5年前に設立されました。主な活動として、県内5カ所の保健所から、野良などの行き場のない犬猫を引き取り、新たな飼い主を探すために人慣れトレーニングなどを行っています。

香川県は、保健所に来る犬猫の数が、令和4年度では約2,000匹でワースト2位、そのうち殺処分される数が約650匹でワースト1位という悲しい現状です。これを受け、平田さんから殺処分を減らすためには、動物を飼う前に正しい飼い方ができるのかをしっかり考えることが大事と伝えられました。また、今は飼えないと判断することも、動物たちの命を守ることにつながると話されました。

授業の中では、ヒトにも動物にもいろいろな感情があり、それぞれの気持ちに寄り添った思いやりの心が大事と何度も繰り返されていました。

児童に感想を聞くと、6年生の洲崎 恵舞(すざき えま)さんは「犬を飼っているので、これからは犬が今どんな気持ちなのかをよく見てお世話をしてあげたいです」と、同じく辻 心利(つじ さねり)さんは「犬猫が保健所に連れて来られるのは、飼い主の責任の無さが原因の1つと知って驚いた。かわいいだけではなく、しっかりと考えてから飼わないといけないと学びました」と話してくれました。

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