9月18日 世界の子どもたちのために自分たちができることを(本山小学校)
世界の子どもたちのために自分たちができることを(本山小学校)
▲全校児童で集めた募金を手渡しました
▲ネパールの子どもたちが運んでいる水がめの重さを体感しました
9月18日、本山小学校で、ユニセフの活動と子どもの権利を学ぶ出前授業が行われました。これは、6年生の総合的な学習における人権学習の一環で、県ユニセフ協会の講師から、世界の栄養不良に苦しむ子どもたちの現状やユニセフが行っている支援などについて学びました。また、子どもの権利が守られる世界の実現に向けて、自分たちにできることを考えた6年生が、事前に全校児童に呼び掛けて集めた募金を、ユニセフ協会の職員らに手渡しました。
授業では、栄養不良の子どもを探し出す「命のメジャー(上腕計測メジャー)」と呼ばれるもので栄養失調の子どもの腕の細さを知ったり、ネパールの子どもたちが水くみで使用している水がめ(約15kg)を持ってどれだけ重いかを体感したりするなど、映像と資料を交え、貧困や紛争、気候変動などに苦しむ世界の子どもたちが置かれている厳しい状況について熱心に学びました。
講師の平畑 博人(ひらはた ひろと)さんは、「世界の子どもたちのことを知って、どんな未来を作っていきたいかを考え、そのために行動してほしい」と子どもたちに呼び掛けました。
授業を受けた徳村 帆乃佳(とくむら ほのか)さんは、「勉強できずに仕事をしている世界の子どもたちのために、これからも募金を届けたい」と、篠原 愛依(しのはら あい)さんは、「自分は日本に生まれて恵まれていることが分かった。大きくなったら外国に行って、困っている子どもたちを直接支援したい」と語ってくれました。
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更新日:2024年09月26日