粟島芸術家村【海と国を越える、絶大な存在感を出すアート作品】

更新日:2023年09月12日

粟島アーティスト・イン・レジデンス(粟島AIR)は、若手芸術家の創作活動を支援するとともに、地域の人々との交流を通じて、文化芸術に地域活性を目的としたプログラムです。

粟島AIR2023概要

令和5年度は6月から2人の作家を迎え、版画家の田中彰さんは「樹の持つ時間や空間」をテーマに、アーティストの徳本萌子さんは「移動する植物とミシン」をテーマに制作活動を行いました。

作品展示:毎週土曜日13:00~16:00

入館無料

田中 彰(たなか しょう)『粟島干物百景』

粟島では、自ら釣り上げた魚をモチーフに原寸大の木版画を制作しました。また、釣った魚を干物にし、それらを野菜や手作りのお菓子などと交換することで、島の人々を交流してきました。交換したものも魚と同じように木版画になっています。魚を釣ること、作品を作ること、生きること、それらがすべてが一体となって紙に摺られています。

徳本 萌子(とくもと もえこ)『渡ってくる鳥』

本来であれば土に還ってしまうはずの葉を縫うことで、時間や記憶などを留めることを試みています。粟島では、島民、約10名からなる50代~80代のボランティアチームと共に制作を進めました。島で採取した葉っぱに刺繍をして『鳥の羽』を制作。作家自身がミシンで縫った葉っぱやドローイングを島民に手刺繍してもらうことで、木の葉を介した往復書簡をするように作りました。そして、それぞれの持つ鳥の色や鳥のイメージを共有しながら、少しずつ一羽の大きな鳥を形作りました。輪になってつくる人々の、会話すら縫い込まれているようです。

作品名:「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」 ARTIST:大小島真木、マユール・ワイェダ

作品名:「船出の誇りとはなむけの島」制作:善通寺第一高校デザイン科

 

住所 香川県三豊市詫間町粟島1311-1

須田港から粟島汽船にて15分

粟島港から徒歩5分

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